[午前] | 環境省総務課長 来訪 |
[午後] | 高知県知事・市長選 当選御礼挨拶回り 自民党住宅対策促進議員連盟活動報告会 第10回 高知アンビシャスの会「きらめく土佐の晩餐会」 |
高知県知事・市長選 当選御礼挨拶回りの様子
〈本人〉
令和6年度予算案(22日閣議決定)において、究極の津波対策である、事前の高台移転に向け大きな前進です!
同予算案では、高台移転を財政的に支援する「防災集団移転促進事業」が大幅に見直され、これまで手厚く支援されてきた「被災後の事後の高台移転」のみならず、「被災前の事前の高台移転」をも力強く支援する改正案が示されました。
これまで、被災前の事前の高台移転については、「移転前の地域で堤防等のインフラ整備を行わないこと」につき、対象地域の全住民の同意を事実上求めていましたが、住居は移転しても、事業所は残したい方、そもそも住居の移転を望まない方など、個々の事情が様々な中、この極めて厳しい条件をクリアできず、津波対策としての事前移転への適用実績はゼロとなってきました。
しかし、この度、極めて条件が厳しい地域(例:最大津波想定高25㍍)では、この要件を緩め、一定のインフラ整備は可能としつつ、5戸以上の小規模かつ段階的な移転を可能とするよう、制度改正案が示されたところです。
「被災後のみならず、被災前の支援の実現を!」と高知県知事時代から訴え、また、国会議員となって最初の質問(予算委員会分科会、令和4年2月)や、先日の予算委員会での質問(令和5年11月)でも取り上げ、また、国交省等の関係省庁とも2年越しの議論を重ねてきました。
まだ政府案ではありますが、ようやく制度の見直しが形になり、感無量の思いです。真摯に議論を重ねて下さった当局、関係者の皆様に心から敬意を表します。
今後、予算案の審議を経て本件が正式に決定されることを、また、具体的な適用例が高知県をはじめ各地で多数生まれ、津波災害から多くの命が救われることを願ってやみません。関連するその他の制度も含め、まだまだ議論が必要な点は多いと思いますが、私も引き続き、危険地域における事前の高台移転の実現に向けて努力を重ねる所存です。
※政府発表資料はこちらから
→https://ozakimasanao.jp/wp-content/uploads/2023/12/231226_takadaiiten.pdf
※予算委員会(令和5年11月)での質疑はこちらから(ラスト5分位から取り上げています)
→https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54782&media_type=